[ 品種の一覧 ] [ 品種の紹介 ] [ 花の一覧 ] [ 栽培過程の紹介 ] [ 栽培記録の写真 ] [ 品種改良・交配について ] [ 病害虫について ]
[ 栽培のヒント ] [ 癒しのフォトギャラリー ] [ 生産者の独り言 ] [ 出荷先・花卉市場一覧 ] [ 花岬農園トップページ ]
[ サイトマップ ] [ 管理棟 ] [ お知らせ ]
シャコバサボテンの病害虫
綺麗なシャコバサボテンの花を咲かせるために、避けては通れない問題です。
[ 農薬について ]
栽培者を悩ませる主な虫達
|
|||||||||||||
![]() |
一番の曲者、ヨトウムシです。 蝶や蛾の青虫系は、タバコよりもやや太目の大きなものから、爪楊枝の先五ミリくらいのものまで、春先から初冬までほぼ年間を通して、たくさんの種類のものが蠢いています。 大きなアゲハ系のものであれば、一節の葉を五分とかからずにムシャムシャと食べてしまいます。食べた後に出すどろどろの糞は異臭を放ち茎節( 葉 )を腐らせます。 シャコバの品種により好き嫌いがあるようで、なぜかほとんど被害のない品種もあります。 |
||||||||||||
![]() |
通称・尻ハサミです。 ( 正規の名前をご存じの方教えてください。) 苗を包んだ水苔の隙間から潜り込み、根元の部分を次々とかじってしまいます。 そして、かじられた部分から腐り始めて、数日で黒くとろけて異臭が漂います。 常に陰になるところに回って、ひそんでいます。すばしっこくて忍者みたいな虫です。 |
||||||||||||
![]() |
バッタ系 ( キリギリスには要注意 ) バッタ系の虫は、シャコバサボテンの若い新芽の成長に合わせてに現れます。初夏、体長一センチくらいの生まれたての子供が集団でやってきます。 左の写真は九月初旬のものです。この頃になると、おいしい物を他に見つけるのかあまりこなくなります。 |
||||||||||||
![]() |
蛾・蝶類 種類が多すぎて、全てはとても把握できません。昨年意を決して、春先から半年間デジカメをいつもぶら下げてパシャパシャと数えましたが・・30種類を越えたところでやめました。 栽培場所は、適度な湿りがあって格好の産卵場所のようで ・・ 卵を産まなければ、とっても綺麗で和ませてくれるんですけどね。 |
||||||||||||
![]() |
前年は、この虫が苗を食べていました。 写真中央の丸く、てんとう虫位の大きさです。苗を包んだ水苔の隙間から潜り込み、根元の部分を次々とかじってしまいます。 そして、かじられた部分から腐り始めて、数日で黒くとろけて異臭が漂います。 |
||||||||||||
その他に、アザミウマ・ナメクジ・カタツムリなど等、外敵となる虫はたくさん集まってきます。 虫たちは緑と適度な湿りを求めて・・ |
|||||||||||||
害虫被害の例 1
Photo 1、ヨトウ虫のふんです。Photo2、食欲旺盛な通名・ヨトウ君 Photo 3、あっという間に無残な・・ Photo 4、黒い忍者のような虫君にやられました。 |
|||||||||||||
ダニ菌類等の被害の例 1
![]() 被害にあった茎節から上の部分を、ちぎりとってしまえば新しく正常な新芽が又出てきます。 目視で確認できない所もあるでしょうから、もちろん早急に薬剤( 殺菌剤 )の散布が必要になります。 気が付かないでそのままにしておきますと、隣の葉へとどんどん被害が広がっていきます。 |
|||||||||||||
菌類被害の例 2 |
|||||||||||||
一番有効な手立ては、以下の2点です。 1 : 栽培環境に注意する。風通しの良い所・鉢下に水が溜まらない所・直射日光が当たらない明るい所 2 : 定期的な予防剤散布と毎日全部の鉢を見回って自分の目と勘でしっかり探し出し、早期に処置することです。 まめに観察していれば、変化-異常にも早期に対処できます。ほとんどの場合、 茎節( 葉 )一・二枚の被害で、くい止められます。 ![]() 栽培は比較的やさしいですから、この先何十年と毎年綺麗な 花を咲かせ、楽しませてくれるはずです。 |
|||||||||||||
[ ページTOPへ
]