[ 品種の一覧 ] [ 品種の紹介 ] [ 花の一覧 ] [ 栽培過程の紹介 ] [ 栽培記録の写真 ] [ 品種改良・交配について ] [ 病害虫について ]
[ 栽培のヒント ] [ 癒しのフォトギャラリー ] [ 生産者の独り言 ] [ 出荷先・花卉市場一覧 ] [ 花岬農園トップページ ]
[ サイトマップ ] [ 管理棟 ] [ お知らせ ]
シャコバサボテンの品種改良・交配について
[ 未出荷品種の紹介 ]
01 | シャコバサボテンの交配レポート ・ 初めに |
02 | 半年後には、綺麗に色づいて |
03 | シャコバサボテン新種の誕生 ・ その後のレポート ( 2004/1〜2005/11 ) |
04 | 新種の最終審査 ( 2006 ) |
|
![]() 2002/12、A |
交配レポート ・ 初めに シャコバサボテンの栽培で一番の醍醐味は、自分の好きな花同士を交配させて色々な新品種が作れることです。受粉・交配は比較的やさしいですから、種を育てる根気があれば、ワクワク・ドキドキしながら、どんな花が咲くのか・・とっても楽しい趣味になると思います。 色々な品種を揃えて、栽培に慣れてきましたらぜひチャレンジしてみてください。 最初の交配時のポイント 特に母体となる品種は健康な元気な株で・・・( 人間と同じです )交配してからタネが取れるようになるまで、1年近くかかりますので、母体の管理をしっかりして、病気・害虫に注意してください。 お気に入りの品種の雄しべを、花が咲く前の大きなつぼみの時にそっと取って( 自家受粉しないように )かくして、開花したら交配させたい別の品種の雄しべを雌しべに、そっと擦り付けて受粉させます。雌しべの先( 赤いチューリップの花の形をした所 )が開いたときが頃合です。 うまく交配されていれば、左の写真のようにしおれた花の付け根部分が枯れずに残ります。 しおれた花と共に付け根部分ごと落下したら、残念ながら交配の失敗です。 交配は必ず一鉢に咲く花全部を交配して、一鉢に幾つ実がなるか ・・ ( タイミングを掴むまでなかなか実が付きませんので )毎年2・3種類の母体で交配して、1年のサイクルを作るといいと思います。種まきから花が咲くまでまだ・・数年掛かりますので、毎年種まきをしていけば、長い道のりも、楽しみは毎年やって来ます。左の写真は2002年交配・母体一鉢にそれぞれ10個〜15個の実が付きました。 交配のポイントは工程中にいくつか有りますが、自分で試行錯誤しながらも、綺麗な花を咲かせる品種が出来た時は ・・・感動もひとしおです。 咲いた花には、もちろん自分の好きな名前をつけて園芸仲間に自慢できます。 使用品種 ( 母体 ) タイプ A : レッドフラワー タイプ B : タイホー タイプ C : コンペイトウ ![]() ![]() |
![]() 2002/12、B |
|
![]() 2002/12、C |
|
![]() ![]() ( 2002年の秋に交配させたもの〜 ) 画像をクリックすると、新しいページに詳細が表示されます。
|
![]() ![]() 2006/03 |
|
[ 未出荷品種の紹介 ] |