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シャコバサボテン・栽培過程の紹介
( 一年間の栽培過程を写真を交えてご紹介します。)
シャコバサボテン ( ジゴカクタス ) 学名・ Schlumbergera truncata | |||||||||||||||
三月初旬![]() 7寸鉢仕立ての5段目です。 |
三月下旬![]() 春の暖かな日差しを浴びて・・・ |
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春、三月から五月は株の中段の茎節を育てる大切な期間です。たくさんの新芽・脇芽を出させ、賑やかな株に育てます。 |
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Photo A&B : 5月、来年の秋に出荷する5寸鉢仕立て用の苗取りです。品種ごと & 苗の大小にトレーに分けて消毒をします。 Photo C : 5月、消毒の終わった苗を、Pポットに水苔で包むさし芽の作業です。 さし芽( 苗 )の作り方は栽培者により色々です。当園では、葉( 茎節 )の大きさ・品種・仕立て鉢の大きさ( 4寸又は6寸 )により 2種類の作り分けをしています。この写真は6寸仕立て用の苗で、2節の大きなものを順番に、水苔でクルクルとバームクーヘン のように巻いた作りです。枚数は4寸鉢仕立て及び分岐の多い品種は少なめにして、一鉢12枚〜15枚です。 Photo D : 6月、十分発根したものを一回り大きなPポット( 4寸 )に用土を入れて植え替え、肥料を与えます。 Photo E 〜 G は、前年の10月にさし芽をした4寸鉢仕立ての成長する様子です。( 品種名、04・タイホー ) Photo E : 1月 、Photo F : 3月 、Photo G : 5月 苗作りの工程は、大切( 重要 )な土台作りですので、栽培者の工夫と腕の見せ所です。 鉢上げするまでの間に丈夫な根が沢山出ていないと、その後の育ちに大きく影響します。 |
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Photo H : 6月、先月苗取り( 摘葉 )をした4寸鉢仕立てものです。約3週間ほどで、いっせいに綺麗な新芽が出てきます。 お盆を過ぎると、芽摘み( 赤芽&小さい葉を摘み取る )をして、花芽分化・開花調節を行います。 ( 開花調節・短日処理をするのは、ほとんどが早生品種です。遅咲きのものはしません。) 芽摘み後、二十日間くらい暗幕を使用して、日照時間を短くして花芽分化を即します。 ( 出荷に合わせて開花を少しづつずらしていきます。) 9月末、蕾が日に日に大きくなってきます。早生の品種・シェード( 開花調節 )の早い順番に出荷が始まります。 10月〜出荷作業と平行して、来年出荷するもの( 4寸仕立て )の苗作りでとっても忙しくなります。 |
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Photo K & L : L は出荷まじかの蕾です。 ( 品種名、04 ・ タイホーの6寸仕立て
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11月〜12月、来年出荷する6寸鉢仕立て用の苗を、鉢に定植する作業が始まります。 |
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