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院長のごあいさつ

院長のごあいさつ

地域医療の担い手

常滑市民病院は、長きにわたって市内で唯一の病院として地域医療を担ってきました。 しかし、ベッド数300に満たない中小規模の病院であり、しかも建物は古い築50年以上経過しています。当然のこととして経営的には厳しい状況にあります。医療崩壊の荒波をもろに受けていると言えます。

しかし、スタッフ一丸となって医療に取り組んでおり、その内容は決して他院にひけを取らないレベルを維持しています。また救急医療についても、医師数が少ないにもかかわらず、医師の間の連携を良くすることで、年間1500件を超える救急車を受け入れています。スタッフの踏ん張りには本当に頭が下がります。

もちろん、常滑市民病院だけですべての医療のニーズに応えられるわけではありません。近隣の市立半田病院、知多、東海市民病院、知多厚生病院とさらに密接な連携を行い、市民の皆様により良い医療サービスを提供していきたいと考えています。

新病院建設へ

常滑市も古い焼き物の町から新しい中部国際空港・セントレアの町へと変わりつつあります。(もちろん古い焼き物の町にも愛すべき点が多々あります。)常滑市ニュータウンの建設も始まり、人口も増加してきています。増加率は県内トップクラスです。そのニュータウンに新病院の土地が確保され平成27年に新病院が建設されることになりました。スタッフの意欲もさらに上がり、経営状態の改善の兆しもはっきり見えてきました。病院の理念である“市民に信頼され安心して受診できる病院”を忘れることなく日常の診療を行いつつ、その先にある新病院実現を目指したいと考えています。

常滑市民病院
院長 中山 隆