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花岬農園

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シャコバサボテン・秋の栽培ポイント


一般のご家庭で花を楽しむポイント その3


< 水遣り >

少し水切れしている物は、十分水やりをして葉の色艶のいい物に比べ、蕾が早くつきます。
蕾を付けるための準備として、摘み葉作業の前・・一月くらい前から徐々に水遣りの
間隔を永く、量を控えめにしていきます。蕾が付いたら・・もとの水遣り間隔に戻して
蕾を成長させるために、たっぷりと水を与えます。


< 日照時間 >

特に花芽分化の時期 ( 日が短くなってくる頃 )からの日照時間に注意してください。
( 蕾が付くまでは、日没後に照明の当たらない場所 )
同じ品種が2鉢以上あれば、あえて条件を変えて花の咲く時期を少しづつずらせますが・・

シャコバサボテンは日照時間の短くなる9月下旬から10月中旬頃に花芽分化をして、
11月から12月に花が咲く品種が多いです。8月に開花調節をしない場合、
早生品種なら、9月初旬に芽ちぎりをして、10月中旬にはしっかりと蕾が付きます。
栽培地域により、紅葉前線のように地域差が有ります。

< 気温・温度 >

蕾が付いてから気温 ( 温度 ) が高いと、蕾が見る間に大きくなり花が咲き始めます。
温度変化に注意して、なるべく明るすぎる場所は避けて置くようにすれば、
つぼみ〜開花までを永く楽しめます。

屋内の明るい部屋直射日光の当たらない所( 落蕾しますので)・室温が高くならない部屋

注意 : 小さな蕾が付いている頃に、冬型の気圧配置により、幾日も冷え込む日が続くと
蕾が固まってしまい、蕾が枯れてしまうことが有ります。屋外に出して栽培されている方は、
朝晩の冷え込みが強くなる前に、屋内で温度のやや低い場所に移したほうがいいです。
( 急に暖かい部屋に移すと落蕾します ) 一般的には、蕾が大きくなってから屋内に入れます。


あなたの地域での、花芽ぶんかのタイミングを知る。

つぼみの付きやすい 気温は20℃以下〜15℃位です。蕾の付きやすい場所は、
風とうしの良い日陰です。屋外で自然につぼみが付くその日を記憶してください。
栽培地域の日の出・日の入り時間をチェックしつつ、日照時間が短くなってくるのを確認してください。
蕾が出来たのが確認出来た月日・日照時間を基準に、次年度からは花付けをコントロール出来ます。


当園の屋外で自然につぼみが付くのは・・・ご参考までに。
( 芽千切りせずに、自然に成長が止まって蕾を付ける )

早生品種 ビビット、レッドフラワー  9月初旬〜中旬
やや早生品種 チタホワイト、スージー 10月初旬〜
やや遅咲き品種 ラブリー、タイホー 10月中旬〜
遅咲き品種 キングレッド、ムーンレディ 10月下旬〜
極遅咲き品種 ノリス、モモコ 11月初旬〜

( 芽千切りしてから蕾が付くまでの日数は、通常早生品種ほど早く付きます。)

肥料の残効具合、置き場所、水遣り具合、等により一月くらい差が出てきます。
(
必需品 栽培場所一日の最高と最低気温を知るための温度計 )


参考サイト

国立天文台トップページ http://www.nao.ac.jp/
気象庁トップページhttp://www.jma.go.jp/jma/index.html 

賑やかな株作りの要

[ 摘み葉のポイント ]



上の写真は7寸鉢仕立て、赤芽千切り前のものです。


< 通常の仕立て段数 >

4寸
5寸
6寸
7寸

鉢とのバランス、株の育ち具合で段数は決めます。
茎節( 葉 )の大きさにより、4寸・5段、5寸・6段、6寸・7段、7寸・6段の仕立ても有ります。




< 2009年尺鉢仕立 >



< 2009年8寸鉢仕立 >



年末に6寸鉢から鉢上げしたものです。

撮影日 2009/08/15
春の栽培 夏の栽培 冬の栽培




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