肥満対策は、まず食べすぎをやめる。

  普段、私たちが日常的に食べている食品には、思わぬ高カロリー食品が多々あります。
日本人の栄養所要量は、30代男性で約2000〜2500キロカロリー、女性で1500〜2000キロカロリーと言われてます。現代人の食生活では、簡単にオーバーしてしまいそうですね。

  表を見てもわかるように食べ過ぎた分のカロリーを運動を増やして消費しようというのは大変、困難です。
  例えば、牛丼を食べたら3時間のウォーキングしなくてはならないなんて・・・ちょっと無理ですよね。

  肥満の予防、肥満の解消には、摂取カロリー(つまり食べる量)を制限し、適正な食事量を心がけることが大切です。

カロリー(kal)  ウォーキング(分) ジョギング(分) 水泳(分) 
ビール 350ml  135 35 15
ウイスキー シングル 75 20
日本酒 1合(180ml) 170 40 16
チョコレートケーキ 250 65 25 13
レアチーズケーキ 200 50 20 10
カスタードプリン 180 45 18
きつねうどん 320 80 32 16
なべやきうどん 480 120 48 24
皿うどん 640 160 64 32
冷やし中華 480 120 48 24
ミートソーススパゲティー 640 160 64 32
オムライス牛丼 720 180 72 36
親子丼 640 160 64 32
天丼 880 220 88 44
ミックスサンド・卵サンド 480 120 48 24
カツサンド 560 140 56 28
おにぎり 150 250 10
                                                                                                  *体重60sの人の場合
運動はおすすめ!

  現在、40歳以上の日本人の10人に1人が糖尿病予備軍(境界型対糖能障害)と言われています。
糖尿病と診断された方だけでなく、糖尿病予備軍の方も動脈硬化の危険が増すことがわかっています。
つまり、心筋梗塞や肺梗塞になりやすいということです。
適度な運動は動脈硬化の危険を減少させます。
もちろん、糖尿病のある方は血糖値の改善の大きな効果がありますし、高血圧や高脂血症の改善にも効果が期待できます。

  体重を減らすという効果だけでなく、運動が体に与えるすばらしい効果はたくさんあるのです。
  生活習慣病の予防のためにバランスのよい食事と、適度な運動を心がけましょう。

 ただし、循環器病や糖尿病などで運動制限のあるかたは医師の指導が必要です。


健康管理室とは 特長 実績 肥満対策 生活習慣の改善