塵肺について
 呼吸器疾患は色々ありますが、当院では特に塵肺による肺疾患が多いようです。
 陶器の常滑という地域性のためですが、陶土を直接扱う人以外でも発症が認められます。
 一般的に、塵肺症はいったん症状や所見が出現すると、進行性です。
 咳や痰、労作時の呼吸困難は、感染症を伴うとより症状が悪化するとともに、肺の機能が低下することもあります。
 特に、肺結核は罹患してしまうと早い時期に症状や所見が悪化する傾向が認められます。
 発熱、咽頭痛、咳や痰 等の症状が出現し、尚且つそれらの症状が2週間以上持続し、全身倦怠感や食思不振等の症状も現れた場合は、速やかに医師に相談してください。
 また、咳や痰の症状がひどいときは、病院を受診時に必ずマスクを装着することを心がけましょう。さらに、病院を受診された方は帰宅後必ず<手洗い>と<うがい>を励行しましょう。



対象疾患 特殊検査 診療実績 じん肺