170.寝る時間
昨日 「夜8時半頃に寝る」 という人がおったけど、それを聞いてワシどえらい嬉しかった。実はワシも夜9時を回ると 「よい子は寝る時間」 と言って布団に入るんだわ。たまに10時頃まで起きとる日もあるけどよ〜、だいたい今の人間、夜更かしをし過ぎとらせんか?仕事ならまだしも、テレビ見たり、パソコンいじったりして遅くまで起きとるのが気に入らん。日の出と共に起き、日没と共に家に入る。これが人としてのまっとうな暮らし方だわ。ほんだで、うちのダンナを見てみい、どえらいまっとうな人間だもんで、今の時期特に休みの日は、4時頃起きてござるわ。ほんでさっさと着替えて、近所の牛乳盗みに行くんだで・・・うそだわ。そんな事せ〜へん。はよ起きて新聞盗んで来るんだわ、だからそれも違うだろ!とにかく、ワシも早く寝るのは大賛成!そんなもん夜9時近くの夜中に、わらび餅売りに来る方がおかしいわ。
169.親って
さっき、かにタクポストで実の母から 「あんたんとこは安いバイクだで盗まれんわ」 と言われた人がおったね。さっきの人は三姉妹の次女らしいけど、ワシも三姉妹の悲惨な三女だわ。ワシが子供の頃は、母が髪の毛を切ってくれたんだけどよ〜、あるときいつもの様に母に髪を切ってもらっとったら、母がついでにワシの耳まで切りやがった。優しい母だわ、ホントに・・・・あまりの痛さにワシが大声で泣いたら、そばにおった姉が 「あ〜、血が出とるよ!お母さん血が出とるよ!」 と言ったんだわな。ほんなら母は 「ちょっとしか出とらせんがね!」 と言い返し謝りもせず、そのままカットを続けたんだぜ。まっ、親ってそんなもんだわ。
168.ちっさい!
土曜日に、ダンナとスーパーへ行き並んで歩いとったら、ダンナがいきなり「お
前ってチビだなあ」と、こきゃがった。あのよ〜、歩きながら笑わせるな、たあ
け! ほりゃワシは確かにチビだけどよ〜、おみゃあも何かで かちつぶしたみたいに、どえらいちっさいがや。だいたい、ワシが小さいからこそ、お前の姿が目に入るけどよ、ちょっと背の高い人から見たら、おみゃあなんか視野にも入らせんわ。この際だで、はっきり言うけど 「チビ」「デブ」「くさい」の三言語は、二度とワシに向かって言うなよ。特に 「くさい」は世の中の誰よりも、お前から言われたくない言葉だで、よう覚えとけ ちっさいおっさん!
167.怖い話
くそ暑い平野部の皆さん、お元気ですか?ところで今日は、ワシが御幼少の頃体験した怖〜い話をひとつ。ある夏の日、母の実家へ泊まりに行き、夜8時過ぎ位に 「子どもは、もう寝なさい」 と言われ、2階に上がった。ほんで何気なく外を見たら、ぼんやりした灯りの元、一人の爺さんが裸でボーッと立っとるが。子ども心に何かの見間違いだと思い、目をこすってまあ一辺見たら爺さんは消えとった。この世の中に、おばけなんか絶対おらんと自分に言い聞かせつつ、その場を離れようとしたら、今度はパン・パンと変な音がするもんで、恐る恐る振り返ったら、さっきと同じ場所に裸の爺さんが3人も立っとるでいかんが。ワシ恐怖の余り布団にもぐって、その夜は寝てまった。次の朝、あの恐ろしい裸の爺さんが立っとった方向を見たら、銭湯の男湯にある木製の涼み台、今で言うサンデッキが丸見えだった。母の実家の隣りは銭湯だったもんで、ゆうべ見たのは湯上りにタオルで股をパンパン!とはたきながら、涼んどる爺さん達だった。まあ今思い出しても、ぞぞ気が立つ 昭和30年代の古くて恐〜い話だわ。
166.大好き
今朝プランターの花に水やりしとったら、近所のAさんちの飼い犬、ミニチュアダックスが、ワシの足元に走って来た。そしたら、すぐ 「すいませ〜ん」 と言いながらAさんの奥さんが追いかけて来たわ。どうやら、この犬脱走したらしい。ほんで奥さんが捕まえようとするんだけど、なかなか捕まらんのだわ。ワシAさんは嫌いだけど、犬は好きだもんで協力したわさ。ところがこの犬、どえらいすばしっこくて、そばまで来るんだけど逃げてまうんだわな。Aさんがおらんかったら犬を蹴っからかしたるんだけどよ〜、そんな事もできずにおったらAさんが 「ほら、こっちへおいで。マンマあげるわよ、マンマよ〜」 と、こきゃがった。お前も蹴ったろか、たあけ!手ぶらで、マンマよ〜と言ったって犬に通じすか、ボケッ!と心の中で叫びつつ、ようやく身柄確保だわ。ほんでAさんが 「朝から、お騒がせして、すいません」 と言うもんで、「おう!本当に疲れたわ」 とも言えず 「いいえ、どういたしまして」 と言ったわさ。ワシって大人だろ?ワシよ〜、こんな自分が大好きだわ!!
|