Flower & Green " Farm Hanamisaki "
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花岬農園

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シャコバサボテン・農薬について


ご参考までに

 < 試行錯誤 & イタチゴッコ >
 
 青虫類・バッタ類・アブラムシ類・ナメクジ類・ムカデ類・カイガラムシ類、ダニ菌類、その他沢山の害虫は栽培してい
 る所の気候風土及び、その年の気象条件により発生数・発育状態・適応能力等に違いがでてきます。
 当園の場合、村内の5箇所のハウスで立地条件が川の隣・山の上で風とうし日当たり良し・三方が山で 日照短し・
 日当たり良し風通し悪し、などとそれぞれに違いがあり、被害もそれぞれ異なります。
 品種・栽培過程により、あくまで育成を優先的にハウスを変えて栽培しています。
 
 繁殖の初期状態をしっかりと見極めて、1週間おきに2〜3回集中的に散布する。 しばらく同じ薬剤を使い続けると、
 効き目がなくなってきますので、効果の有る薬剤を2・3種類常備する。
 一番厄介なのは、若い新芽に卵を産み、数ヵ月後に葉の中で幼虫になって、中からムシャムシャ穴を開けて出てくる
 1ミリくらいの小さな白い虫がいます。穴から出てくるタイミングを見計らって ・・・ 言葉では簡単でも実際は思うようには ・・
 シャコバサボテン本体( 新芽の発育 )に薬害の心配の無い、効き目の速い殺虫剤が理想ですが ・
・ いい薬剤があれば、
 色々と試して見たいと思います。効果がありましたら、製品をぜひ教えてください。
 
 現在は以下の薬剤を使用しています。
  
殺菌剤 殺虫剤 その他
キノンドーフロアブル アファーム乳剤 ニッソランV乳剤
ジマンダイセンフロアブル ラービン水和剤 オサダンフロアブル
ジマンダイセン水和剤 ランネート45DF コロマイト乳剤
ベンレート水和剤 ノーモルト乳剤 サンマイトフロアブル
オーソサイド水和剤 カスケード乳剤 マイトコーネフロアブル
オルトラン粒剤
マッチ乳剤
ディプテレックス乳剤
 
 散布の容量・使用方法などは、各製品の説明書をよく読んでご使用下さい。
 病害虫防除の薬剤散布に際して、一番重要なのは症状・被害の早期発見、早期処理と思います。
 初期症状・虫の場合は小さな時の方が薬が良く利きます。
オルトラン C 家庭園芸用の薬剤を、ホームセンターで数種類購入して
色々とテストしています。その中から一点

病害虫防除にオススメ

製品名 [ 住化タケダ オルトラン C ]

http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/index.html

軽微な初期被害であれば、散布後の進行は有りませんでした。
予防剤として春から秋の間に、月2回位シュー・・・
とスプレーして使用しました。

( 出荷用・ハウス栽培品ではなく、家庭栽培を想定した品で使用しました。 )



虫の行動・習性をしっかりと観察していれば、対処の仕方が見えてきます・・・と言って見たいですね。
綺麗に蕾を付けて、無傷で出荷出来る物が何パーセントか、処分する物のパーセントを限りなくゼロにするように、
試行錯誤の日々です。





 

薬剤散布による植物への影響
( 生理障害 )

( 薬害その1 )

右と下の写真は、某・薬剤を散布後二週間経過した状態です。症状は二点、一番上の葉が白く脱色されてしまう。出たての小さな芽は、本来の大きさまで成長せずに小さなまま厚みが増してきます。

( 対策 )

右下の写真のように、変色した葉と新芽は全て千切りとってしまえば、次回出てくる新芽は正常なものが出てきます。

 

薬害その1 拡大
薬害その1
薬害対処後

上記の症状は、品種により影響を受けないものもあります。


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