情報科学論

1年後期レポート(2858文字)

情報科学論 レポート
新世代のモバイルライフの実現へ。次世代移動通信サービス「FOMA」

 いつでも、どこでも、誰とでも、多彩なメディアでスピーディーにつながる。多くの人から待ち望
まれていた次世代移動通信サービス、それがNTTドコモの「FOMAフォーマ」です。世界標準規
格であるIMT-2000にも認定された、W-CDMA方式を世界ではじめてNTTドコモが実用化。受信
時最高384kbpsと従来方式の約40倍もの伝送速度を可能にした。画像をはじめとした大容
量のデータのやり取りも、スピーディーかつスムーズ。TV電話や快適な高速データ通信、マル
チアクセス、そしてiモード、映像配信サービス「M−stage visual」など、さまざまなマルチメディ
アサービスがついに現実のものとなります。10月1日FOMAの本格的なサービスがスタート。
未来のモバイルマルチメディア切り開く「FOMA」。いままで空想でしかなかったモバイルライフ
があなたのもとにやってきます。

 上記がNTTドコモの新サービス「FOMA」(Freedom Of Mobile Access)の概要としてパンフレ
ットに記載されています。そこで、今回の情報科学論のレポートは次世代携帯FOMAについて
サービス内容と自分の意見を述べたいと思います。

FOMA(フォーマ:Freedom Of Mobile Access)

Voice communication FOMAが実現する「クリアな通話品質」
FOMAは雑音や干渉などに影響されにくく、今まで以上にクリアで快適な通話を可能にしていま
す。固定網と同等の通話品質で、「通話する」という基本的な性能でもFOMAは格段に進化しま
した。

i-mode FOMAでさらに加速する「Iモード」
 受信時最大384kbpsの高速パケット通信によりIモードがさらにスピードアップ。メールが送れ
る、インターネットが楽しめる人気のサービスがもっとリアルに、快適に。

Multiaccess iモードしながら通話もできる「マルチアクセス」
 音声通話とパケット通信を同時に利用できる「マルチアクセス」が可能に。Iモードを見なが
ら、またデータをやり取りしながら、同時に通話することができます。

Service area ひろがるFOMAのサービスエリア
 2001年12月から南関東地区、京阪神・名古屋地区へと拡大。今春には全国主要都市へと
順次拡大予定。

Visual communication モバイルでついに実現した「テレビ電話」
 音声とリアルタイムな映像による相互通信ができる。「好きなときに好きな人と会える」テレビ
電話が、フェイス・トゥ・フェイスの豊なビジュアルコミュニケーションを実現。

High-speed date communication データのやり取りが快適になる「高速データ通信」
 受信時最大384Kbpsという高速パケット通信(従来の40倍)と、大容量データの通信などに
適した64Kデータ通信の両方を用途に応じて利用できる。

 ドコモが開発した世界標準、W-CDMA(Widebaod Code Division Multiple Access広帯域
符号分割多重アクセス方式の略)方式を採用。第3世代移動通信の世界標準規格は、「IMT−
2000」の統一名称でITU(国際電気通信連合)による標準化が行われ、W-CDMA方式がその
世界標準規格のひとつに認定されました。ドコモはこの方式を世界へオープンにし、各国の主
要研究機関などと共同で研究開発やシステム実験を推進してきました。

 携帯電話の歴史は第一世代のアナログ、第二世代のデジタル、そして次世代形態・無限の
可能性とともに広がっていく第三世代携帯電話と進化してきました。それはもはやイメージでは
なく現実、夢見ていた時代が今、私たちのものになりつつあります。日本のケータイ事情は、高
齢化社会と同じくらい世界でも類を見ないほどの速さで進化し続けています。確かに僕も中3
の時からのケータイユーザーなので、その進化のスピードの速さには度肝をぬかれています。
つい最近、メール機能が生まれ着信メロディーが単音から和音になったと思ったら今度はカラ
ー液晶、モバイルバンキング、音楽再生、挙句の果てにはカメラまでとケータイは通話という電
話本来の機能以外にさまざまな機能を搭載し、利用者の注目を集め、若者についてはファッシ
ョンの一部としてケータイされています。「携帯」から「ケータイ」という一つの新しいジャンルとし
て確立し、さらに進化し、新しい文化へと発展しています。今ではもう当たり前と思っているメー
ル機能ですらほんのつい6年前から開始され、最初は同じキャリア(携帯電話会社)どうしでし
かメールができなかったが、その2年後、Eメールサービスとしてどのケータイにでも送れるよう
になりました。現在では各キャリアとも、独自の次世代携帯の開発に力を入れています。auで
は、国内だけでなく海外でも同じ番号で利用できる「グローバルパスポート」、自動販売機と携
帯が連動して現金がなくてもケータイ一つで缶ジュースが買えるシステムの開発、次世代携帯
として動画配信サービス、GPS衛星でのピンポイントナビ、高精度位置情報サービスを、J-
PHONEでは、エリアごとの最新情報無料受信サービスStation、動く3D・Javaアプリ
、カードやお金を持ち歩かずにショッピングが楽しめるSKY CHECK、そして撮る・見る・送るの
「写メール」に現在ちからをいれています。

 社会の不況やデフレーションと相反するように、ケータイ業界は日々成長し進化しつづけ、勢
いづいています。ケータイ文化が日本の文化を映し出す時代が近い未来にやってくると僕は思
います。一人一台の時代ではなく、複数の時代になるかもしれません。ケータイがすべてのメ
ディアと連動して、ケータイがあれば生活のほとんどのことがすんでしまうという時代が来るは
ずです。ケータイの進化そのものが私たちの社会をよりいっそう豊かにしてくれることを期待し
ています。


参考:NTTドコモ 携帯電話総合カタログ 9・10・11・12・1月
   au総合カタログ 2002 January
   J-PHONE総合カタログ・関東、申信版 2001.1
   K-マガ 1月新年号 「FOMA」特集
   日経エンタテインメント 1月号 2001.12.4



 ちなみに今、僕が使っているケータイは和音でなければカラーでもありません。今のケータイ
は今年で5年目を迎える超レトロな一品です。最新のケータイは、欲しいなとは思うけれども変
える気はありません。ようするにユーザーによってケータイへの考えは人それぞれということで
す。僕のケータイは逆に昔の携帯という付加価値がついて結構気に入っています。この機種が
壊れるまで多分使うと思います。ただ、唯一の難点は電池パックの寿命っぽくて通話が30分
ももたないことかな!?




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