新型ボート・YM-730について&ボート組立作業

人身事故が多発したため急遽開発された新ボート。新しいボートの先端には約46%、衝撃を緩和する
合成ゴムが使われています。今回は新艇を積み下ろした日に取材したので組み立ても同時にご覧頂きましょう。

まずボートに安定滑走させるためのフィンを装着。ボート番号に合わせた番号を書きます。

フィンが付けられたボートは表側に返します。

ハンドルもスロットルも付いていません。全て付けなければならない。右はカウリングをはめる場所にゴムを埋める作業。
塗装で埋まってる部分もあったゾ。他にもパドル、スポンジ、あかくみ、カウリング、艇旗と全て付けて用意しなければなりません。

何と言っても新ボート・YM-730は先端のバウがポイント。すぐ傷が付くので右のようにカバーを付けておきます。上下は柔らかいですが、側面は硬かったです。ちなみに競走中、外れることもあり、スタート前に外れた場合は欠場扱いとなります。

 

カウリングは新品ですが、カラーカウリングは優勝戦だけ使うので新しくしていません。

新救命胴衣も新しくなりました。勝負服は背面にメッシュが付けられました。これは転覆などで水が中に溜まる事と、航走中に風をはらむ事を防ぐためにメッシュを使いました。カポックには衝撃吸収のためのクッション素材が変わり、少し厚めになっています。

こんな感じになります。