元々は山西省の寿陽県の知事:李景の第二婦人、つまりは妾の何媚(カビ)さんと言う人。
結構美人だったのが災いしたか正妻の曹姑(ソウコ)さんに嫉みまくられ「さっさと掃除をおしッ!薄汚いシンデレラ!」状態を食らっていた。ただこの人の前には優しい魔女さんは現れず大昔の1月15日、曹姑が嫉妬のあまり刺したとか「こんな生活耐えられないっ!」と自分刺したとかでとにかく死んでしまった。厠で。つまりトイレで。
天神がそれを哀れに思い曹姑を罰して彼女を昇華させた者がこの神様。
レッスン1。さあみんなで召喚しよう!
赤、白、紫の色を使って何媚さんに似せた人形を作り、彼女は生前意地悪な正妻に厠や豚小屋の掃除をさせられてたんでそこに行く。
「子胥(シショ)はお留守」・・・子胥っつーのは李景、つまり旦那様の名前。
「曹姑も里帰り」
「小姑さん、いらっしゃい」
その刹那、手にしていた人形がいきなり重くなれば紫姑神を宿らせることには成功。宿った人形に酒、もしくは果物を供えると顔が輝き、飛び跳ね出す。が、機嫌が悪いと仰向けに寝っ転がってふて腐れるという。古人はその様子で今年は豊作だーとか養蚕がうまく行くぞーとか、娘!嫁の貰い手またねーぞーとか占ったらしい。
トイレ=汚ねー場所=疫病とかの感染原点=ちゃんと管理せねばっ!という心理からか明治〜昭和あたり日本で広く信仰されてたが、戦後、トイレが水洗化されて腸チフスとか黄色ブドウ球菌とか出血性大腸菌O157とか昔より感染しにくくなると廃れていった。同時に彼女を原点としたあるものが学校を根城に出現することとなる・・・・・・。