過去の遺物     ご覧のページは  名古屋弁(NO2) です。


ホームBBS本館(まっ、ええがね!)

 

   

名古屋弁

ワンポイント・レッスン−NO2

 

 その9 
 “あのよー” 文章の始め、まあ呼びかけとでも言いましょうか。

 共通語で言うと 「あのね」 とか 「あの・・・」 と言うんでしょうね。ちなみに

 死んでから行くのは 「あの世」 くれぐれもお間違いなく。

 例1 あのよー、地芋洗って、いかきに上げといて、くれんきゃあ。

    (あのね、里芋を洗って、ザルに上げといてくれますか)

 例2 あのよー、ほうも水をだだくさに使ったらあかんて。

    (あのね、そんなに水をムダに使ってはいけません)

  注: だだくさ は「ムダに」という意味以外に、大ざっぱとか雑という意味

     もあります。例えば、「服をだだくさにしまう」 春のだだくさ、秋のだだく

     さ なんて言葉もあるよネ。・・・それは春の七草、秋の七草だろう!!

 

 その8 
 名古屋弁には 「こく」 という表現が多い。

 例えば “損をする=損こく” というように、他にも うそこく、へをこく、ウンコ

 こく、など 「こく」 がいっぱい。へはあくまでも 「こく」 ものであり、「へを出

 す」 などと上品に言わない。

 ただ不思議な事に 「ウンコこく」 とは言うが、「おしっここく」 とは言わない。

 おしっこは 「まる」 と言うんです。だから、「おしっこ、してくる」 では無く

 「しっこ、まってくるわ」 となります。わかった?

 

 その7 
 名古屋弁は同じ言葉を重ねて言う傾向がある。今回はわかりやすく “色”を

 例にしました。

  → 真赤(まっか) → まっかっか

  → まっくろ → まっくろけっけ

  → まっきい → まっきっき

 尚、赤についてはバージョンアップ編として、まっかっかまっかしけ と言う

 人もいる。また黄色は “きいない” と言う人が結構多い。

 

 

過去の遺物     ご覧のページは  名古屋弁(NO2) です。


ホームBBS本館(まっ、ええがね!)