エンジンマウント交換 後編 2002年3月

3月後半で桜が満開である。今年の桜は少々早い事もあり、色々な方面で困った事が起きているらしい。
まず、ツアー会社などは恒例の商品が時季を外す事になり大変な様である。一般の行楽車でごったかえす度合いも高くなる訳で、ますます日本のお父さんはお疲れかもしれない。

さてさて、記念すべき「第1回Let's J-Flat 2002(<<子馬日記で紹介有)も無事終了し、子馬をメンテに出す事になった。
前々より気になっていたエンジンマウントの交換作業を依頼していて、タイミング良く入れてもらえた。

このマウントであるが、ODOが3万キロを超えたあたりから、なんとなくエンジンの揺れなのか、シャキっとしないなーと感じていた。と言うより、328と言う車が段々解ってきたので、こんなもんなのか?と疑問に思い、交換してみたくなったのが正直な所かもしれない。

実際の話が、エンジンの下部でOILパンの四方を支えている訳で、まさに、フレームに四点で載っている事になる。非常に解りやすい簡単な構造である。普通は三点でレベルを出すとも思えるが、流石Ferrariは、そんな事は考えていないのか、これがエンジン設計の王道なのか、素人の私には少々不思議な所である。恐らく、レースの世界はダイレクトマウントだろうから、一般車の常識は、Ferrariの非常識なのかもしれない。んー、確かに言えてるなー。

構造は簡単でも、マウントのお値段は、これまた Ferrari特別価格 なので気の弱い私は一瞬 ”そのまま眠ってしまいたい気分” だった。しかし、マウント一つとっても結構凝った形で面白い。まっ値段の事は諦めましょー。言っても仕方が無い事には、さっさと従う性格なので、これまた非常に解りやすい簡単な構造の自分なのである。実に素直な良い性格なのだ。わはははは。

で、肝心のインプレは、、、

上手く表現できない所がもどかしいが、一言で言うと、車のシャープさが上がった。性能がどうのこうのは解らないが、シフトの感触が、とても気持ち良いのである。ダイレクトに刺さっているチェンジのシャフトから伝わる感触が、なんとも言えない気持ち良さに蘇った。

それから、これも当たり前だが、車自体が締まって、全体のダイレクト感が上がった。つまり新車の状態に少し戻ったと言う事だろう。
なかなか、良い感じになって戻ってきたので、328系にお乗りの方には是非お薦めしたい。

あー、次は足をやりたいものである。


エンジンマウント交換 後編 完



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