冷却水交換  2002年4月27日


このGWを利用して、328の冷却水を交換した。このところ、水温が以前より高い範囲で推移する様になり、エア噛みか?とも思い、エアー抜きを実施しても一向に改善されないので、冷却水を交換する事にした。

具体的には、水温が90℃を針1.5本くらい超えた辺りから電動ファンが回り始め、90℃を針2本下がった辺りでファンが止まる。
以前は、水温が90℃を超える事は無く、75℃から90℃の間で推移していた。おそらくこれが正常な状態。
水温計の温度センサーはエンジン側に、電動ファンのON/OFFセンサーはラジエターにあるので、ファンの回る温度は、基本的に変わらないと思う。しかし、水温計の温度が上がりぎみになるのはエンジン側の温度が上がっているのであろう。あまり気持ちの良いものではない。多分、この解釈で良いはずである。

328の作業は、それ程難しいものでもないので、コツさえ解ればDIYも簡単である。
注意すべき点は、カタログデータにある22L全部は抜けないので、何度か水で一杯にして綺麗に洗う事が大事である。実際の話が、ドレンから抜いた場合、パイプとホースの中に、10L近く残ることになるので、古い冷却水が残らないようにする事が大事なのだ。一度抜いて、水で満タンにし、エンジンが温まるまで循環させながら綺麗にしていく事が必要である。2度ほどやれば、綺麗な水しか出てこなくなるので、それくらいできればOKだと思う。

冷却水を抜くドレンは、ラジエター後部下でLH側にある。ドレンを外し、リザーバーキャップを外すと早く抜けるが、勢いよく出るので、周りのユニットに掛からないように、ラジエター後部上のRH側にあるエアー抜きと、ウォーターポンプの上のエアー抜きで空気を送ってやると、丁度よい出方になる。

あと、循環させて内部を洗う時は、サーモが開く温度まで上げないと意味がないので、火傷には注意がいる。

こんな感じで作業終了し水温をチェックすると、以前の様に75℃から90℃の間で水温が推移する様になり、やはりクーラントの劣化だったのだろうか。。。ちょっと反省である。今回使用したクーラントは前回と同じで、Agip社の「アンチ・フリーズ」(クーラントとは言わず不凍液なのか?)冷却効果は中々気持ち良い感じである。

今年の夏は、どんな夏になるのであろうか。。。

冷却水交換 完



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