ミッション・OIL交換


まとまった休みにならないと、中々面倒なので冬休みを使ってミッション・OILの交換をしました。
ガレージ・ジャッキしかないので、上げたり下げたりが一苦労なのですが、まぁ、自分の車だしそうも言ってられません。
まず、適当にジャッキアップして右後輪を外します。これは下周りを見易くする為と、補機類のベルトを確認する為です。片方のタイヤが無いだけで随分作業がし易くなります。

車載ジャッキとガレージジャッキで車を保持して馬もかませておきます ついでに補機類のベルトも点検します

ミッションケースはエンジンの後ろ側に背負っている形になりますので、エンジンOIL室の後ろ側がミッションのOIL室になります。
まず、入れ口の方から外します。これは最悪のケースを考えて、下から抜いてしまった後に、入れ口が開かないと困ってしまうので、私の場合はそうしています。道具は12ミリのヘキサゴンです。山数はさほどないのですが、結構なトルクが連続してかかっています。口が開くと中にギヤが見えます。抜き口は、10ミリのヘキサゴンです。

デフケースの横にあるミッション・OILの入れ口 12ミリヘキサゴン(下から見た画と後方から見た画)

車体の後部をジャッキアップしているので、一旦、水平に直して、OILを抜き切ります。新品OILは、透明ホース(18ミリ径くらい)と料理用の天ぷら油回収用の道具を使うと楽です。冬場は75W-90ですと粘度もそれなりになりますので、落ちるのに時間がかかります。腰痛持ちの方は、暖めてから入れてください。かなり違うはずです。

口を開けているのがミッション・OILの抜き口 10ミリヘキサゴン

こつが解ってしまえば、それほど難しい作業でもありませんのでDIYも可能です。しかしジャッキアップ中に、ぐらぐら来ると危険ですの、しっかり馬をかって作業して下さい。
しかし真冬の作業は、本当に冷えますね。結構こたえます。あともう一箇所、ベルハウジングのギヤ・OILもあるのですが、根気が無くなったので、この日の作業は終了にして、また次回にでも交換します。

ミッション・OIL交換 完


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