2001年のG.W.

今年のG.W.を振り返ると盛沢山の内容だった。

連休初日は、久しぶりに岡崎の伊藤レーシングサービスの工場へ、、、
実は、355CAMUS号を引き取りに、私の328出撃で遊びに行ってきた。何時も、にこやかな伊藤社長、一休さん、開発の皆さんとお話をして、、、おや?なんと偶然であるが、328○○板金号と遭遇でき、しげしげと見物してしまった。その全くの別物328に、“う〜ん”と唸ってしまった。噂では348challengeよりも凄いタイムを出すとか聞いていたが、成る程、、、解る気がする。。。エンジンこそ横置きだが、まさに328challengeといった感じである。素晴らしい! まさに男の328だった!!!

数日後、さまん氏が名古屋へご帰郷すると言う事で、ひろさん企画のランチオフへ参加した。その時も、なんとドカティの「セナ・モデル」の方がお見えになって、貴重なバイクを拝見できた。やはりバイクも良いな〜と思うのであった。

翌日、”スクーデリアOLF”一馬氏の鈴鹿南コースの朝練にお邪魔させて頂き、竹千代さん、まっちょさんの熱い走りを観戦した。折角の鈴鹿なので、家族も遊園地で遊んでもらい、私は単独、南コースで有意義に遊ばせてもらった。一馬氏のFRP製リヤフードも凄く奇麗な出来上がりで、一見解らないが、その軽量化には驚きを隠せなかった。沢村師匠も関東から遊びにこられており、キラリと光る脚の減衰装置が素敵であった。

そして中一日、家族でゆっくり近場でくつろぎ、、、

翌朝、またまた今度はMS Racingのすーさんに誘われ、CAMUSさんと「Team薬師寺ガチンコDragRace」で鈴鹿サーキットへ、、、本題の0-250mのタイムは360MSモデナF1が僅差でF40に勝って優勝だった。

そこでついに、運命の悪戯か、、、、“夢の355マフラー対決”が実現した! (画像は一回戦目の355 VS 512M)

そう、世の中を騒がせているイトレー管対MS管対決である。圧巻だった。ディアブロ、F50、F40、Ferrari-12気筒組のお株を奪うほどの大盛況だった。それもそうかもしれない。普段聞き慣れている私でもこの2台の音対決は素晴らしいものだった。この日はドラッグレースの催しで、突然現れたスーパーカーの集団に観客も大喜びだったようである。いきなり12気筒組のクラッチからの白煙には、ぞっとする物があったが、幸いリタイヤする車は出ずほっとした。

気になるタイムの結果は。。。
M 2.7のMS管 VS M 5.2のイトレー管! タイムは僅差でM 2.7の勝ち! しかし、このお二人は、勝敗をトヤカク言う様な間柄では無い仲良しで、お互いの健闘を称え合い、夜の街へ仲良く消えて行ったとか行かないとか。。。その時は真剣に我先に争うのかもしれない。わはははは。

まあ、結果はさておいて、その交わるサウンドは、まさに年一回やってくるF1サウンドである。走行会でも鈴鹿のストレートを並走する事はあまりないので正直言ってこの時の音は素晴らしい音だった。グランドスタンド側をイトレー管、ピット側をMS管、2台並んで音の快音シャワーだった。サーキットで聞く355サウンドは多分市販車では一番な音なのではないだろうか。当然、ギャラリーは大騒ぎで大喝采だった。何故か誰もが訳の解らないニヤケ顔であった。わはははは。。。

と、いった具合で私のG.W.は、Ferrari三昧な一週間だったのであーる。

そうそう、薬師寺氏のディアブロも良い音してたな〜。

2001年のG.W. 完


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