328の洗い方 その2 2003年11月

前回はフロントまわりをアップしたので、今回は後まわりなど書いてみようと思います。FerrariはF355まではお約束のトンネルバックスタイルで、アミアミ仕様になっています。エンジンと排気システムが狭い場所に集中していますので、普通のフロントエンジンの車とは熱の出方が相当違います。熱を逃がす為にはこのアミアミ仕様は一番手っ取り早い方法で、ごく自然な方法なのですが、雨や洗車の時の水が容赦無く入り込みます。まさにバイクに似ていると言えます。エンジンが冷えている時なら大丈夫かもしれませんが、暖かい時点で水をジャブジャブかけるのは、一寸心臓に悪いです。


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後まわり編

Ferrari お約束のトンネルバックスタイルです。
360modenaからは、ガラスフードになりました。空力的にはこのトンネルバックは不利ですが個人的には好きです。お陰様で、掃除は鬼の様に大変だったりします。

アルミ製のフィンに積もった埃は水で流せは当然下に落ちる訳でエンジンにかかって行きます。という訳で、私はこのフィンに水をかけた事は有りません。モップで拭き取り、その後に濡れタオルで拭いています。
中央の出島も同じです。ガレージで保管している時も、埃が積もりますから、リアフードには毛布をかけています。
ガレージの中で毛布を被っているなんて、もう、お車様ですが、聞くところによれば、案外こう言うオーナーさんは多いようです。
皆さん、大事にしてると言う事でしょうね。
御開帳〜。
リアフードを開けるとこんな感じにギッシリ詰まっています。横置きV8ですから、4気筒は見えない向こう側にあります。
プラグの交換もDIYした事が有るのですが、一寸大変ですね。プラグコードもULTRAのシリコンコードに交換しましたが、結構骨折れでした。

基本的にエンジンのブロックに水がかかる事も無さそうですが、電気まわりには注意が必要だと思います。
因みに洗車とは関係ないですが、OILフィルターは色々出ているらしく、出所をキチンとしておいた方が良いです。粗悪な物も一部に出回ったらしく、破裂?と言う噂を耳にしました。写真のもオレンジ色の物で、疑いが有ったのですが、コーンズのシリアルで出てきたので信用して装着しています。
特にここですね。ディスビに向かう側のコイルが2個鎮座しています。前バンク用、後バンク用ですが、ここは水はマズイと感じます。台形の小さな傘が付いていますが、流石に怖いです。
リアガラス側の周り込んでいる場所には、レインガーターが有るのですが、水を落とす場所が、へぇ〜〜〜、な場所ですから、やはり雨の日に乗るのは考えてしまいますね。
もっとも、雨にドライブしても私の場合は楽しくないです。
左右のインテークには、水の落ちる隙間があります。燃料タンクの後あたりに落ちるのかな?因みにこの奥はエアクリに続きます。左側はOILクーラーに続きます。

EU仕様でドイツ向けの車両は、この入り口に黒い網が付いています。メッシュはいくつだったか?覚えていませんが、ゴミの進入防止には役立つと思います。流体力学的には、案外と効率が落ちるらしいのですが、元々が、高速走行中には、ここに空気が強制的に流れ込むと思えないので、網の効果は街乗りレベルまでだと感じます。
それから、助手席の人が煙草を窓からポイ捨てしたら、ここから進入して、エアクリを焦した実例が有りますので、ゴミ類をポイポイ捨てるのは禁物です。
と、言うより止めましょう。ですね。
328の造形の中でも一番手のかかっている場所で、一番美しく感じるテールランプまわりです。ここの仕事は大変でしょうねぇ。。。壊したら直るんでしょうか???
たま〜に、後から引っ付いてくる輩がいますが、後からヒットしてくるのだけは簡便してもらいたいですね。請求するのもちょっと恐ろしい事になりそうです。最近の保険屋さんは、中々出してくれませんので、保険も安心できません。まずは事故予防ですね。

隙間を全部洗う事は無理です。ですので軽く水をかけながらスポンジで洗い、綺麗に拭き上げる感じですね。
エッジのたっている場所で、あまり強く擦ると塗装が薄くなってきますので、ワックスがけは注意が要ります。

フードの高さが揃っていないのは、開けて撮影しています。けしてスカリエッティーの仕事が悪い訳ではないです。念の為ですが・・・。
328には、エンジンの後に結構なスペースのトランクが有ります。ゴルフバッグは無理でしょうけど・・・。因みにファスナーで開閉します。
走行中の負圧でしょうか?トランクのウェザーストリップの外側に案外と砂汚れが付きます。ナンバーまわりも案外と汚れます。ここも水を流しながら洗うと良いでしょう。
トランク横の溝はルーフからのレインガーターの役目も有りますので、雨の後、洗車の後には水が溜まります。必ず拭き取る必要が有ります。

馬マークのまわりに、私の半ズボン姿が映り込んでいますねぇ。おー、お恥ずかしい・・・。
リアバンパーの下の、エキゾーストシステムのカバーです。US&JPN仕様は、5本のスリットになります。EU仕様は、3本だっかたの記憶で若干の違いがあります。EU仕様には、テールパイプの両外側にリアフォグが付きます。
カバーですが、アルミ製で塗装も薄いので、洗車ブラシでゴシゴシすると塗装が剥げてきます。案外、要注意です。
バンパーは、排気から出るOIL汚れで黒くくすんできますので、定期的に磨いてやる必要があります。


と、言った感じで、気をつかたいのは、電気コイルまわりでしょうか。
こんな感じで、後まわり編は終了。。。

328の洗い方 その2  完


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