阿弥陀堂

 階段を上ると狛犬が出迎えてくれます。
 静観作の陶像の中で最も若い頃の作品です。

 静観の父である長が阿弥陀堂建て直しの世話人を
 務めていたため、狛犬のみならず、
 天井絵、欄間の木彫なども静観の作となっています。

鳥居の奥には御稲荷様が奉られています


 阿弥陀堂から見た常滑の町の様子です。   
 陶工業中心に発展してきた町の為
 昭和中頃に作られた煙突が
 あちらこちらに見られます。
 この写真の奥手には
 県指定有形文化財である登り窯があります。

阿弥陀堂は小高い丘の上にあるため 
 120度の視界で町並みが見え 
 海まで見渡すことが出来ます。 
 空港が海の向こうに見えます。 
 知られざる名勝ですね。 

 阿弥陀堂正面の瓦です。 
 なかなか技巧的でありながら
 愛嬌のある顔立ちです。

右の狛犬の台座裏にある陶板。 
 阿弥陀堂建て直しのときの 
寄付者、世話人が書かれています。 
こちらも静観作。 
また左の狛犬の左足付けねには 
『昭和十七年作 片岡静観』 
と書かれています。 





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