HTMLの書き方(2)
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<head>〜</head>
ここからは、<head>〜</head>の間に書く内容を説明していきます。
「文書情報」というように、HTMLの情報を記入していきます。
(私の説明できる範囲に限っています。他にも、設定できる項目はあるかもしれません)

必須なものと、そうでないものがあります。
最初のうちは、わからなくてもいいので、
とりあえず、必須のものを丸写ししてみてください。
このページの最後に、此処までの必要最低限のソースが記載されています。

そして、分かる範囲内で、非必須内容を記述していきましょう。
最後に作例も載せていますので、参考にしてください。

URLの記述方法については、
付録の「URLの記述方法――絶対URLと相対URL、baseタグ」を参照してください。
<title>そのHTMLのタイトル</title>

HTMLのタイトルを記入します(必須
此処に記入したタイトルは、ウインドウのタイトルバー、
お気に入り・ブックマーク・検索時のタイトル、保存時のファイル名になります。
具体的に書いたほうが、より親切と言えるでしょう。
(このページは極簡素ですけれど(^^;
お約束通り、必須と言いつつ、無くても普通に表示されますが、
あるのが本来の姿です。
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">

文字コードです。
文法的には必須ではありませんが、記述しておくのが無難でしょう。
(バージョン宣言などと同じく、無くても表示はされますが)
必ず、HTML中の日本語使用箇所より前に記述する必要があります。
ちなみに、HTML作成に使ったパソコンの文字コードと異なっていると、
文字化けしてしまうので注意が必要です。
文字化け時の対処法:「Shift_JIS」を「EUC-JP」に変えてみる。
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">

CSS(スタイルシート)を使うときに必要です。
(CSSについては、別の講座で説明します)
実際問題、無くても普通に表示されてしまう事が多いのですが、
書いておくのが正しい方法です。
とりあえず書いておけば、困ることは無いでしょう。
<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">

JavaScriptを使うときに必要です。
(JavaScriptについては、別の講座で説明します)
これもCSSと同じく、無くても普通に表示されてしまう事が多いのですが、
書いておくのが正しい方法です。
とりあえず書いておけば、困ることは無いでしょう。
<meta http-equiv="author" content="制作者名">

制作者名を記入します。
主に検索などに影響します。
署名的な意味も無いことは無いので、他人名義にしないように。
<meta name="description" content="内容紹介">

作成したホームページの内容を記入します。
主に検索などに影響します。
<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3,...">

作成したホームページのキーワードを記入します。
主に検索などに影響します。
<link rel="copyright" href="著作権に関するページのURL" title="指定URLの説明">

そのHTMLの著作権を書いたページを記入します。
「title="指定URLの説明"」は、必ずしも必要ではありません。
今のところ、一部のブラウザを除き、あまり使い道のない項目です。
私は、書画の印のような署名感覚で使っていますが、
本来の使い方ではないので、あまりお勧めはしません(^^;
<link rev="made" href="mailto:メールアドレス">

メールアドレスを記入します。
一部のブラウザでは、これによって訪問者が直接メールを送ることが出来ます。
<link rel="このHTMLから見た、指定URLとの関係" href="URL">
<link rev="指定URLから見た、このHTMLとの関係" href="URL">

<link〜>には、他にも様々な設定事項があります。
一部のブラウザでは、直接的な利用が可能です。

≪関係一覧≫
alternate:別バージョン
stylesheet:別ファイルのスタイルシート
start:最初のページ
next:次のページ
prev:前のページ
contents:目次
index:索引
glossary:用語集
chapter:章
section:節
subsection:項
appendix:付録
help:ヘルプ
bookmark:ブックマーク集
<base href="絶対URL">

基準URLを設定します。
各ページ同士のリンクに影響します。
詳しくは、付録の「URLの記述方法――絶対URLと相対URL、baseタグ」の項で説明。
これでTOPページを基準URLに指定しておくと、いろいろと便利だったりします。
勿論個人差もあるので、一概には言えませんが……。
<meta http-equiv="refresh" content="秒数">
<meta http-equiv="refresh" content="秒数;URL=移動先URL">

上は、指定した秒数後にページ更新、
下は、同じく指定秒数後に指定URLへ移動します。
前者は自動更新、後者は自動移動に使えます。
……が、訪問者の意図と関係なく、強制的に更新・移動を行う上、
非対応ブラウザも存在するので、あまり頻繁な使用はお勧めしません
特に、秒設定を0秒なんてしてしまうと、
ブラウザの「戻る」を連打しないと戻れなくなるので、
かなり鬱陶しいです(^^;
さて、いよいよ次から、ホームページの内容を作っていきます。
此処までのソース(必要最低限)
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">
<title>
そのHTMLのタイトル</title>
</head>
<body>
</body>
</html>
此処までのソース(作例)
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">
<meta http-equiv="author" content="
イメカット オウタム">
<meta name="description" content="
イメカット オウタムによる趣味の個人サイトです。">
<meta name="keywords" content="
日記,先行者,遊戯室">
<link rel="copyright" href="
http://www.tac-net.ne.jp/~imekat/attention/copyright.html" title="著作権など">
<link rev="made" href="mailto:
imekatアットtac-net.ne.jp">
<title>
イムの『赤い隼』</title>
</head>
<body>
</body>
</html>
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