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シャコバサボテン・苗の選別

[ �A水苔巻き ]　[ �B一節の葉でさし芽 ]

品種名・タイホー < 苗用の葉( 茎節 )の分岐数に付いて > 理想適なのは２枚分岐( 左から二番目 )です。賑やかな株を形成する為には、 用土から立ち上がりの枚数を決める大切な枚数、右端の様に多い方が良いのでは・・と思いがちですが、 分岐の多すぎる物は、養分を均等に吸い上げることが出来ず成長のバランスを崩しやすいです。 分岐数は三枚を限度として、４枚の物は端の一枚を千切り取って分岐数を減らし三枚苗とします。 分岐が多くなるほど・・葉( 茎節 )への養分が分散され、大きく育て難くなります。

< さし芽を上手に成功させるポイント > 千切りとった苗は、古新聞に包んで温度変化の少ない涼しい所で、三・四日保管後に水苔で包んでください。千切った苗に病原菌などが有れば、千切り口に腐りが出てきます。保管後に変化がなければOKです。千切ってすぐに水苔で包んでしまうと、菌を持っていたものが腐り、一緒に包んだ良い苗まで腐らせてしまいます。 ( 腐った苗には、直ぐに虫が付き悪循環を呼び込みます。 )

( A = 大人・親の茎節、B = 半人前・子供の茎節、C = 赤芽・孫の茎節 ) 　< 苗の選別 > 一鉢分に使用する苗のタイプを統一します。仮に一鉢十枚とするなら、全て同じタイプの物を使用します。苗の大きさにより、根・新芽と全ての面において、後々まで成長スピードに違いが出てきます。タイプ �@ の苗で揃えれば理想の株が出来ます。 根がしっかりと出ていない苗時の赤芽 C は、完全な親葉には成長しませんので、養分を無駄に使用させないため千切り取ります。 タイプ �C の一段葉の苗は沢山増やしたい時のみ使用します。 春差し・自然環境での栽培では、�@と�Aをオススメします。

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