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花岬農園

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シャコバサボテンの肥料

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シャコバサボテンの養分・施肥のヒント


植物を人間に例えると良く理解出来ると思います。小学生・中学生の育ち盛りの時には、栄養などをどんどん吸収して育っていきます。
でも、好き嫌いが多いと栄養が偏ってしまいますので、人間の場合は、周りの大人がサポートして行くわけですね。
シャコバサボテンの " 根 " と " 葉 ( 茎節 ) の成長期は、春から夏までの間です。
この間のポイントを押さえて丈夫な株作りをしてください。

肥料の与え初め

植物の" 育ち盛り "は新緑の季節です。シャコバサボテンも同じくです。あなたの回りの緑の植物を常日頃観察していれば、
新芽の育つ時・施肥のタイミングが見えてくると思います。日本の季節感で目安にするのに1番分かりやすいのが、" 桜 "でしょうか、
ハウス栽培でなければ、外気温が十分に上がってから・日照時間が永くなってきてから、つまり、桜の花が完全に散り、新芽が動き出す
タイミングに合わせる位が良いと思います。毎年、何月何日ではなく、周りの自然の育ち具合に合わせた栽培が良いと思います。


シャコバサボテンの新芽
施肥後の新芽
一鉢に、出来るだけ沢山の花を付けさせるには、春の手入れがとても大切です。
左の写真は、6月の初旬に撮影したものです。一枚の葉から新芽が3枚は確実に出ています。多い所では7枚もの新芽が出て賑やかになって来ます。この状態を作り出すには、4月の中旬から5月の初旬に、伸びている葉の切り戻しをします。と同時に肥料を与えます。肥料は、固形の物で肥効1ケ月位の物が良いと思います。
肥効160日とか180日と永く効く被覆肥料が売られていますが、水遣り回数・気温などにより肥効期間が変わってきますのでお勧めはしません。以後1ケ月ごとに7月まで置き肥を新しく入れ替えます。5月が一回目としますと年間に3回、4月が一回目 ( 桜の早く散る暖かい地域 ) は4回の置き肥になります。7月初旬の肥料が最終になり、来春まで施しません。( ハウス・加温栽培は除きます。)
置き肥に使う固形の物は、水遣りごとに少しずつ成分が溶け出して行きます。
一ヶ月ごとに肥料を入れ替えていけば、確実に育ち盛りの後押しが出来るはずです。

 蕾を付ける時期に、肥料が切れた状態にしないと花付きが悪くなります。
趣味の方へのオススメ肥料は、ホームセンター等で売られている IB ( アイビー ) 、エードボール等の化成又は有機肥料です。粒は一センチくらいの大きさです。
与える肥料が決まりましたら、肥効期間と照らし合わせて施肥のスケジュール表を作られる事をオススメします。
6寸鉢仕立て以上の大鉢をお持ちの方

上記の化成肥料にもう一つ肥料をプラスしてみませんか。丈夫な株作りのため育ち盛りの5月から7月の間に、
月に一回の割合で<<
醗酵油かす >> を置き肥としてオススメします。
( 2cm〜3p位の粒に加工されたものがホームセンター・園芸店等で手に入ります。)


効果的な施肥のポイント
当園では、切り戻し作業の2週間位前に施します。

葉の切り戻し後約一週間で新芽を作り始め、2週間後には沢山の新芽が出てきます。上の写真は三週めです。
賑やかな株作りの為に、この間は特に重要な時です。肥料でしっかりと育ち盛りの後押しをします。
これ以降は、グングンと成長に加速がついて育ちます。


注 肥料の用量・与えすぎにご注意ください。一度に大量の肥料を与えると、生理障害・生育不良の引き金となる恐れが有ります。
各肥料の使用節説明書を良くお読みの上使用してください。



[
シャコバサボテン・春の栽培ポイント ]
 



当園でシャコバサボテンに使用している肥料等です。
肥料・IB 1,写真(左)

苗の用土植え込み時、及び
五月〜の枝そろえ時の追肥
用としても使用しています。
( 肥効*中 )
色々な肥料 写真(左)

使用時期などにより
色々な肥料が有ります。
2,写真(右)

春、三月からの追肥用
として使用している有機
肥料です。( 肥効*短 )
肥料・天狗ユーキ 写真(右)

虫の付きやすい肥料には
殺虫剤をブレンドして・・
混合肥料・四種類
液体肥料・ペンタキープV 5,写真(左)

液体肥料です。
肥料・菜種油粕 3,写真(左)

春、三月からの追肥用として
使用しています。( 肥効*短 )
6,写真(右)

植物性の樹脂オイルです。
環境改善・アクト328 4,写真(右)

追肥用として使用している
被服肥料です。( 肥効*長 )
肥料・エコロング

( 注 ) 各肥料の肥効・性質により、最適な施肥の時期・タイミングが有ります。



一般のご家庭で花を楽しむポイント

春の栽培 夏の栽培 秋の栽培 冬の栽培




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