日本人の主食、お米。その精米時に発生する大量のモミ殻。その量は日本国内で年間 250万トン
にも及びます。そのまま家畜のエサとして、あるいは籾殻燻炭として田畑に散布され土壌改良剤
として使われていますがその大半は焼却処分されているというのが現状です。動物といえども
そのまま食べる事ができ土壌改良剤として田畑に散布するということは地球に対して悪い物を
いささかも含んでいない環境負荷の小さい貴重な財産という事です。それが利用されていない
という事はまことに残念な事です。
そのモミ殻炭を炭(すみ)化することにより出来たのモミ殻炭です。モミ殻炭はそのままで消臭・
浄化作用があり、炭のさまざまな利点を持っています。そのまま土に混ぜてやれば土壌改良剤
としてリンやカリを含み植物の生育にたいへん有効です。
またモミ殻炭セラミックはそのモミ殻をセラミックとともに炭化させモミ殻炭を吸着させる
ことによりセラミックの造形性とあいまってモミ殻炭セラミックとしてさらに用途が広がったものです。
モミ殻炭およびモミ殻炭セラミックとは