インタ−ネット

●速さが違う!●

●下り1.5〜12Mbpsの高速通信が可能!
ADSLとは、Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入線)の略です。これは通信速度が上り方向(パソコンからインタ−ネットへの送信)と下り方向(インタ−ネットからパソコンへの受信)で異なるという意味です。 ADSLの場合、下り方向の方が高速に通信できます。現在、一般的なADSL回線の下り方向の通信速度は、1.5Mbpsで、ISDN回線の64Kbpsと比べるとその速さの違いがわかると思います。最近では、8Mbps,12Mbpsのサービスが開始され、 更に、高速通信が可能になって来ています。

●ADSLはアナログ回線を利用!●

ADSLは、アナログ回線(通常の電話回線)を利用しています。ISDN回線は、利用する事が出来ません。これは、ISDN回線で利用する周波数帯域が、ADSLで使う周波数帯域と重なっていて、お互いに干渉してしまう為です。 ISDN回線利用者がADSLを導入する為には、アナログ回線への変更、または新しく電話回線を引く必要があります。 アナログ回線と言っても、ADSLならインタ−ネットと電話を同時に使うことができます。これは、音声通話とADSLのデ−タ通信で使う周波数帯域が違う事を利用した、ADSLの特徴です。
●ADSLは2つのタイプがある●

●タイプ1
1本の電話回線で手軽にインタ−ネットと電話を同時につかるのがタイプ1です。一般家庭向けの標準的なサ−ビスです。

●タイプ2
新たにADSL専用回線を新設する方式がタイプ2です。タイプ2は新たに回線を引くので宅内工事が必要になります。 タイプ1に比べて月額のADSL利用料金が割高になります。ただ、タイプ1は音声通話と共用するため、加入電話の基本料金が 必要になりますが、タイプ2は基本料金が必要ないです。また、音声通話とデ−タ通信を分けるスプリッタ−も必要ないです。 そして、電話加入権を持っていない方がタイプ1を利用する場合、施設設置負担金(電話加入権代、72,000円)が必要になる。 タイプ2は施設設置負担金が不要なので、電話加入権を持っていない方にはメリットがあります。

●導入する為の条件●

●サ−ビス提供エリアになっている
利用する地域でADSL事業者がADSLサ−ビスの提供していないと、ADSLサ−ビスは導入する事ができません。

●ADSLと併用できないサ−ビスを利用していない
ADSLと併用できないサ−ビスの代表はISDNですが、これ以外にも着信専用電話、ダイヤルインの追加番号、オフト−ク通信サ−ビス 信号監視サ−ビスなども併用できません。これらのサ−ビスを利用しているとADSLの導入はできません。
■3タイプあるADSLサ−ビス

ADSLサ−ビスを提供する事業者は3タイプがあります。
一つ目は独自ADSL事業者タイプ、二つ目はホ−ルセ−ルタイプ、三つ目はフレッツADSLです。

●独自ADSL事業者タイプ
ADSLのアクセスラインとインタ−ネット接続のプロバイダ−の両方を提供しているタイプのサ−ビスです。めたりっく通信グル−プ、J-DSL、Yahoo!BBなどがこのタイプです。

●ホ−ルセ−ルタイプ
ADSLサ−ビスをプロバイダ−に卸売りして提供しているタイプです。eAccessやACCA Networksなどがこのタイプです。このタイプは申込や使用中の問い合わせ窓口がプロバイダ−になる。

●フレッツADSL
直接、ADSL回線を利用したアクセスラインだけを提供するタイプのサ−ビスです。NTTのフレッツADSLが代表的なサ−ビスです。インタ−ネットへの接続にはプロバイダ−との契約が必要になります。

■各タイプの特徴
●独自ADSL事業者タイプ
独自ADSL事業者は、その会社がインタ−ネット接続プロバイダ−業務も兼ねているので、契約手続きや、料金請求などの窓口が1本化されているので、 利用者にとっては状況の把握もしやすく、利便性が高いです。また、独自のサ−ビスメニュ−を打ち出しているADSL事業者が多いのも特徴です。 他社よりも料金を安くしたり、高速通信をウリにしたり、特徴のあるメニュ−を展開しています。その反面、デメリットもあります。独自ADSL業者の中には、ISDNやアナログモデムに よるダイヤルアップ接続に対応していないところもあるので、モバイルを多用する利用者などは、外出時の接続手段を別に用意しないといけない。 さらに、それまで使っていたプロバイダ−を乗り換える事になるので、メ−ルやホ−ムペ−ジのアドレスを変更しないといけなくなる。
【特徴のまとめ】
・窓口が1本化されているので、利用者は状況が把握しやすい
・独自サ−ビスメニュ−を打ち出しているADSL事業者が多い
・乗り換えの場合、メ−ルやホ−ムペ−ジのアドレスなどの変更が必要になるので注意

●ホ−ルセ−ルタイプ
ホ−ルセ−ル型のADSL事業者は、プロバイダ−にADSL回線を提供するだけなので、利用者は各プロバイダ−のADSLメニュ−を利用します。 利用者との契約は各プロバイダ−が行い、料金請求などの窓口もプロバイダ−なので、通常ホ−ルセ−ル型事業者は、利用者から見えません。 初期費用はフレッツADSLと比べると若干高めです。しかし、サ−ビスメニュ−として、たとえばモデムでも、1台のパソコンしか接続できない ブリッジタイプのみの、フレッツADSLに対し、複数のパソコンを接続できるル−タ−タイプの提供や1台しか接続できないUSBモデムでの 割安料金メニュ−があるなど、選択肢が多いです。また、利用者にとっては、従来から利用していた、プロバイダ−がホ−ルセ−ル型事業者から 回線提供を受けてADSLサ−ビスを開始した場合は、メ−ルアドレスの変更などをせずにそのまま利用できるのも特徴の一つです。
【特徴のまとめ】
・利用中のプロバイダ−がサ−ビスを提供していれば、メ−ルアドレスなどの移行がラク
・モデムのタイプによって料金プランが複数用意されている事業者が多い。

●フレッツADSL
NTT東西が提供しているフレッツADSLサ−ビスは、ADSL回線のみNTTが提供し、フレッツADSLに対応するプロバイダ−各社が、別にインタ−ネットへ の接続を用意する形です。従って、フレッツADSLを利用する場合、NTTとプロバイダ−の両方に契約をする必要があります。 申込や料金の請求も別々で、窓口が1本化されていない点は不便です。しかし、対応しているプロバイダ−の数は1番多く、提供エリアが1番広いのも特徴です。
【特徴のまとめ】
・対応プロバイダ−の数が多く、従来のプロバイダ−を利用できる可能性が高い。
・サ−ビス提供エリアが広い
・ADSL回線料金とプロバイダ−利用料金の支払い窓口が別々になる
・モデムはブリッジタイプ(西日本ではUSBもあり)

常滑電商のお店は、電話回線及びケ−ブルテレビによるインタ−ネット工事・申し込みができます。ご依頼ください

ADSL 本当に早いか!

こういう人にオススメ
電話局からの距離が近く(約3km以内)ある程度の通信速度が期待出来る人。
とにかく安価で常時接続したい人。
距離が3Km超す場合通信速度が契約速度に達成しないため契約出来ないときがあります
集合住宅に住んでいて、今後もCATVやFTTHの導入が難しい人。

現在、安定して通信できるのは、CATVです。

ブロードバンド(broadband)を直訳すると「広帯域」となります。もっとわかりやすくいうと、情報の流れる道がゆったり広々としており、大量の情報を一度により速く伝えることができる「超高速ハイウェー」といったとらえ方ができるでしょう。これに対して、従来の電話回線などは、さしずめ「一般道路」で、ナローバンド(narrowband=狭帯域)と呼ばれます。ナローバンド以上(目安として伝送速度300〜500kbps以上)の帯域を持つアクセスネットワークを、ブロードバンドネットワークと呼ぶのが一般的です。

今日のインターネットは、ホームページや電子メール利用者の爆発的な増加により、急速な普及・発展を遂げてきました。こうした文字情報主体の伝送には、ナローバンドによる通信環境で十分に対応できましたが、今やインターネット上を飛び交う情報は、文字情報だけではありません。映像や音楽情報なども続々と流通しており、これら大容量データを送受するにはより高速・広帯域な通信環境が必要となります。その意味でも、ブロードバンドネットワークは映像・音楽・文字情報をミックスした大容量情報をストレスなく送受信できる、これまでにない通信インフラとして注目されています。

ブロードバンドとナローバンドの比較図