冷凍うどん事件

アパートの住人で肢体不自由者の方の在宅介護をしている時のことでした・・・。
当時、実質週7日のバイトをしていた頃、生活介護を頼まれて夜中の10時に就寝介護をしに
いった時の事件は起こりました。
その日、僕はマジで疲れていて、正直言って自分の介護をしてもらいたいぐらいの勢いの時、
急に介助の人がこられなくなったったということで、代理を頼まれちゃってた断れなかったんだ
よね・・・。

で、介助に入ったんですが、電動車イスからベッドに移動する時、力が抜けちゃって本人を抱
えたまま転倒してしまいました。

運悪く、彼の頭がベッドを支えているブロックにぶつかってしまいました。
すごいあせりました。自分にとって初めての経験だったのでどうしていいか分からず、戸惑って
いました。

ベッドに寝かせてしばらく様子を見たんですが、腫れがひどく一刻も早く冷やさなくてはと思い
家に帰って冷凍庫から何でもいいから冷たいのもを持ってきて、枕の下に入れとにかく冷やし
ました。その日はなかなか眠れませんでした。

次の朝、やっと落ち着いて朝の介助に行ってびっくり!昨日氷枕だと思っていたものが、実は
冷凍した袋詰めのうどんでした。正直びびりました。
人間、混乱すると何を持ち出すかわからないって身をもって経験しました。

このことがきっかけで、自分は知識不足だなと感じもっと勉強しなくては、っと思うようになりまし
た。(その次の日、介護福祉論の講義で、在宅介護のもっとも起こりやすいトラブルは転倒だと
いうことを学びました・・・)


戻る
戻る