旧型ボートと低重心ボート


全国各地の競艇場で次々と低重心ボートが取り入れられています。ここでは低重心ボートはどのように進化したのか、調べてみたいと思います。


2/7 通りすがりの業界関係者さんよりご指摘を頂き訂正しました。ミスがあったことを申し訳なく思います。

とこなめ競艇使用ボート・YM−710型


ハンドルの”軸(ステアリングワイヤーを巻き付けてあるドラム)の”径が 75mmから85mmと大きくなった。これによって、てこの原理により必要となる力は増えたものの、素早く舵を切ることが出来るようになった。


全幅は旧型よりも10mm大きくなったことにより艇が安定。


座席は(船底からの高さが)従来より17mm低く なり、それに伴いカウリングの高さが30mm低くなった。
カウリングはボートの横部分。

座席を撮ってみました。

カウリングが低くなったことで艇番プレートも工夫されてます。

低重心ボートについて選手はいろんな意見があるようです。「前のボートとさほど変わらない」という人もいれば、「ハンドルが入りすぎる」という選手も。低重心ボートは競艇をより安全にするのに役立つのか、これからの成果に注目したいと思います。
ーおまけー

進入の時に艇に入った水を絞り出すためのスポンジ。座席の後ろ、横にしまいます。

カポックはここにおいてあります。