ここでは競艇について詳しく解説します。また常滑競艇の説明もあります。

展示航走  

レース開始前に選手紹介及びモーター状況を披露し、水面を2周回します。 展示航走では直線のタイムが発表されますが、人によって見極め方は様々で、ターンマークの回り足が良いかを見ることが多いようです。

展示航走は2周回する。展示タイムは2周目ホームストレッチのタイムが計測される。

レース  

舟券の発売が終わると、出走選手はブザーの合図で待機室を出て競技委員より風向、水面状況等の諸注意を受け1号艇選手の号令で乗艇します。 『始動』の信号でエンジンをかけ『発走』で一斉にピットアウトし第二ターンマークに向かい、1分45秒(競艇場によって異なります)の作戦行動に入りコースが決まります。 大時計の回転に合わせスタート(正発走前)1秒から0秒の間でスタートしなけれ ばなりません。(フライングスタート方式)これより早い場合(フライング、F)も遅い場合(出遅れ、L)も1ヶ月の出場停止など厳しい罰則があります。 競艇は内側(インコース)がターンマークに一番近い為、有利と言われていますが、 センターコース、アウトコースの選手は後ろに引っ張って助走距離を取りダッシュを つけて不利をカバーし、まくり、差し、まくり差し等の戦法で対抗します。スタートしてから3周してゴールとなります。この間に6回のターンをしますが(1周は600m、レースは3周で1800m)、そのターンが選手の腕の見せ所です。 初期の競艇は「競艇はスタートと、最初のターンで決まる」と言われていましたが、現在はモンキーターンで旋回スピードが上がり選手の技量の向上で最後まで決着 がつかない迫力あるレースを楽しんで頂けます。一通りの流れはこちらをご覧ください。

激戦の中抜け出すのは誰か?手に汗握るレース展開。

 

レース後に見える美しい光景  

レース後はレースを終えた選手がピットに戻りますが、選手が皆集まってモーターをボートから取り外す等の作業をします。選手はレースにおいては激しい闘志でぶつかり合いますがレースが終われば県別、先輩後輩関係無く協力して片付けをする光景は他のスポーツには無い美しい光景と言えるでしょう。

若手もベテランも関係なく、後片付けは皆でする。迅速に動いている。

開催日前日には・・

出場選手は開催初日の前日(前日検査日)に定められた時間内に集合し(時間厳守)身体検査、諸注意の後競艇場所有のモーター、ボートを抽選にて割当てされ整 備、調整します。特にプロペラは個人持ちなので自宅で加工・修正して持参しますが 現場ではエンジン・自分の作戦・水面状況等に合わせて調整します。これら全ての事 を前日検査に行い初日の戦いに向け備えます。

舟券の購入  

1レースから3レースまでは連勝複式で1着、2着になると予想する選手の番号を 組にします。この場合15種類の組み合わせがあります。また4レースからは連勝単式となり、1着の選手と2着の選手を予想します。こちらは30種類の組み合わせが あります。仮に1着1号艇、2着2号艇でゴールした場合連勝複式では1−2でも2−1でも 当たりとなりますが、連勝単式では1−2でなければ外れになります。この組番を場 内にあるマークカードに記入し、発売窓口で舟券を購入します。マークカードの記入 方法は場内の説明用紙をご覧下さい。的中舟券はレース後、払い戻し窓口にて払い戻 しを受けます。舟券購入のための予想参考資料として場内にいる予想屋さん(一回100円)と各スポーツ紙及び大名古屋・とこなめ情報の専門予想紙(一部400円)もありますのでそれぞれの情報を集めるのも良いでしょう。発売方式は今後全てのレースで連勝単式、連勝複式や3連勝単式・複式の舟券の発 売も出来るよう実施に向けて検討中です。 また、他場で行われるSG等グレードの高いレースに投票出来る場外発売も実施しております。

場内設備  

とこなめ競艇には色々な設備があります。1階、2階は新館(東側2マーク寄り)、旧館(西側1マーク寄り)があります。新 館、旧館ともに入場門付近に傘預かり所がありますので気軽にご利用下さい。手荷物 は新館にあるリターン式のコインロッカーをお使い下さい。新館1階には案内所があり、その近くには様々な情報を手に入れることができる競艇情報センターがあります。水面側に出るとスタンド寄りに客席が並んでいます。東側に行くと子供遊園地、常滑名物・常滑焼き作りを安価で手軽に楽しめる陶芸ルーム、女性・子供ルームもありま す。子供連れの方は子供遊園地又は女性子供ルームへ、陶芸を楽しんでみたい方は陶芸ルームへどうぞ。第2ターンマークの前には世界一巨大な招き猫もあります。触れ ればご縁があるかも知れないですね。
旧館1階にはイベントが行われるマーメイドホールがあります。巨大なスクリーンでレース観戦をすることも出来ます。水面側に出ると1マークが見え、一番の勝負所 を観戦する人も多いです。新館2階には競走に使われるボート、モーターを展示してあります。旧館2階から は対岸駐車場への連絡通路があります。
3階指定席は1000円を払えば自分の席を確保する事ができ、ゆったりとしたペ アシートで観戦できます。また各種の飲物が無料で飲み放題となっています。一般席 においてはお茶のサービスがあります。  
場内にはグルメスポットもたくさんあります。常滑の名物と言われるのは「どて丼」。他のメニューも安価で、しかも美味しいのが魅力です。レースを楽しみながら場内の食べ物を食べ歩くのもまた楽しいでしょう。

交通アクセス  

とこなめ競艇は、名古屋駅から名鉄特急電車で29分。レース開催時には、特急電 車の無料座席も用意しています。詳しい内容は出走表の裏面をご覧下さい。
常滑駅からは直通バスも随時運行しています。朝倉以遠の往復切符を購入の方は駅 に係員がいますので常滑駅で整理券を受け取って下さい。とこなめ競艇にて、最高1 000円までの交通料払い戻しを致します。同様に車でお越しの場合、有料道路の領 収書と引換に最高1000円の払い戻しを致します。対象の道路と区間は出走表の裏面をご覧下さい。  
各地からの便利な直行バスも用意しています。発車場所と時間は出走表の裏面に記入してありますが、早めに待機しておくとよいでしょう。

周辺施設

とこなめ競艇に来て、常滑を楽しんでいきたいと言う方には『焼き物散歩道』をお勧めします。散歩道の途中にある廻船問屋・『瀧田家』は登り窯が国の指定文化財にされています。入場料が要りますが常滑の歴史を感じることが出来る新しい場所とし て注目されています。  『INAXタイル博物館』では世界のタイル、タイルの創作品などがありタイルの 新しい魅力を発見することが出来るでしょう。宿泊施設は『常滑観光ホテル』等があります。 ページ内に周辺グルメガイドがありますのでそちらもご参考に。

夏の涼味、かき氷は大蔵餅で!餅が氷で固くなり、絶妙な歯ごたえが生まれる!

競艇帰りの時間には大混雑!でも常滑に来た際にはぜひ寄って行って欲しいです。

その他のサービス  

レース開催中には色々なファンサービスを行っておりますが、特にタイトル戦(常滑市長杯等)等では先着ファンサービスを行う場合があります。出走表や次回展望紙 などに書いてありますのでご覧下さい。この中にラッキーカードと言うものがありま すが、ラッキーカードは指定レースの払戻金の下2桁及び3桁の数字が合うと豪華賞品が当たります。  またグレードの大きいレース(SG、GT)では初日に選手紹介、開会式、最終日 には優勝選手によるウィニングランや表彰式があり、選手と直に接することが出来ます。激しいレースを繰り広げる選手たちの素顔を見に来てはいかがでしょうか。他に も有名タレントショー、ポラロイド撮影会などイベントが盛り沢山です。  
一般公募による初心者教室、舟券教室では記者、地元選手も参加してトーク、舟券 的中ゲームなど楽しいイベントが盛り沢山です。スポーツ紙をよくご覧下さい。
ファンクラブ会員(年間5千円)になれば年3回発行の機関誌の送付(HOME POOL)、入場券や指定席招待券の送付があります。 SG、全国場外発売のGTの大きなグレードレースの時にはファンお楽しみ抽選 カード、当場でのGT以上のレースでは抽選引換券が送付されますのでお持ちの上、 ファンクラブコーナーにお越し下さい。素敵な豪華賞品が当たるくじを引いて頂けます。  
その他様々な特典を用意していますので皆様の入会をお待ちしております。