CLARE'S in Japan

「クレア」はオーストラリアから来た、キュートな、キュートな女の子、
ここ、常滑で繰り広げられる、異文化交流の日記です。

ホームステイはカエル取りから始まった
学校からの帰り無口だった彼女が突如、
抜き足差し足、向かったところは汚いどぶ川
はじめ木の枝でなどで突ついていましたが
ついには靴を脱ぎザブザブと素手で捕まえるつもり
「カエルは岩の下にいる」と彼女
保護者の私も傍観している訳には行かず水中に
「オーストラリではカエルを手で捕まえるの?」
中央が彼女、名前は「クレア」11歳小学6年生
先生が家庭訪問に見えれば浴衣を着ての
お出迎え、先生に教える事の好きな「クレア」、
今日は「あやとり」を先生に教授しています。
彼女からまじめに習う教頭先生と主任先生です
あやとりのソース(ネタ)は学校へ行く前、ホストマザー
「Yoko Mama」から毎朝、仕入れるのです、今日は
「エッフェル塔」を覚えました。
手に持っているバケツは今日は学校で何故か「潮干狩り」に
連れていってくれるので、獲物(アサリ)を入れるための
バケツです
「なるべく大きいのを持たしてやれ」
今日は学校で両親学級、「Juei Dad」と
オリエンテーリングです、村の神社やチェック
ポイントを廻り、帰ってくるのです。
一回り、廻って向こうに見えるがゴールの学校です
へとへとの「Juei Dad」を置いて、この谷を
ラストスパートです、それを良く知っている先生は
「She is good runner」そして今晩はきっと
「Early sleeper」先生の言う通り
夕食が済むとすぐ「Good night」
「おいおい、まだ、8時前だぞ!」
とにかく動物好きな「クレア」オーストラリアでは
2匹の犬と猫を飼っているそう
この日も学校行く前、雨にも負けず日本での愛犬
「ポチ」とその他4人を引き連れての散歩、
目的の薬師堂で満足のワンショット
動物ならどこのでもいいのです、これは隣の
「ミャー」と「ミケ」、猫も動物好きはよく心得たもの
草の中で2匹と1人、追いつ、追われつ
誰が猫やらオニやら3匹、一体化。
他に屋根の上で我が「ミルク」
「何をアホな事を」の顔しつつ
「私も若かったらついていけるのにミャー」
これは最初の出会いの対面式、空港から着いたとこ
各家庭との組み合わせが示されます。
「クレアはどれだ!あ!あの子か!かわいいじゃん」
「類は類を呼ぶんだな」
こちらのいいかげんさとは裏腹に彼女は長旅と
見知らぬ地での緊張でとてもお疲れ
私の「Are you tired?」に「No!」の返事
「疲れてないんだ」とまるで反対に理解してしまった
私の一歩めからの過ちでした
前途多難と思ったであろう「クレア」です

登校初日
思った以上にタフな「クレア」到着、次の日の朝、
我が娘達と平常通りに登校です。
「まず最初の一晩、寝かせれた」
「朝飯なんとか食べてくれた」
「なんとか、学校へ行ってくれた」
なんとかなんとか過ぎた初日です。

名古屋観光の日,名古屋城に
来ました
石積みの石に
頬をつけ
「Oh! Cool」
他はよくわから
なったみたいです
今日は村のコンビニで切手を買ってオーストラリアの
MamとFrenndに手紙を出すのです、今日の店の
目玉商品は「太もずく」と「生大いわし」だそうです
「Cat Food?」
「このコンビニも通りにも誰もいないよ、映画
Dandes Peek(火山噴火で非難してしまった村)みたい」
「これでも、オーストラリアまで届く立派なポストは
あるから大丈夫」とYoko Mama
こーんなジャングルのような山の小道もへいちゃらです、私、上り坂、下り坂、階段の上り下り、
走ってしまうのです、日頃、だらだらとしか歩いたことがないポチくん
「何事?」
「オーストラリアの長い足にはついていけない、
 苦しい!首が絞まる!」
ここはホームステイ先がやっているガーデニング
ショップ、ポチと一緒に来たけど、草だか花だか
わかんない、それより、歩くところが無い!
この橋の下にはむらでも有名なコイ、ニックネーム
「すれっからしのコイ」が3匹この日も悠々と
水深20pの浅瀬で泳いでいます。
体長1b丸々と太っていて、十数年前から
住みついて、村人が今まで数限りなく挑戦
塞き止め、縦網、人海作戦とあらゆる方法でも
歯がたたず、今では誰もが相手にしません。
「さあ クレア 行くか?」
これは常滑市の「文化交流の夕べ」という催しの
中での一幕です、演じているのはオーストラリア
発見を題材にした踊りです。
もちろん、私が主役、キャプテン・ミス・クックです。
たくさんの人の前で気持ちのいい事、最高でした。
国でつらーい練習をしてきた甲斐がありました。
バーベキューパーティーでの記念写真です。
久しぶりに肉を思い切り食べました、牛、豚、七面鳥
みんな、とても美味しかった。
椅子取りゲームにトランプ、最後は花火と、言葉
ぜんぜん、わからなくても日本の子達、とても
フレンドリーで、とても楽しい夕べでした。
おじさん、おばさん、ごくろうさまでした。
日本の生活、とても楽しいのですが、夜になると
すぐに寂しくなってしまうのです。
Juei Dadに
「I'm home sick Call Ok?」と尋ねると、すぐに
「OK ! OK !」と電話を家にしてくれます。
(コレクトコールで)
ものすごく遠いはずなのに、すぐそこにDadとMamが
いるみたいでうれしくて、すぐにに30分、1時間と
話してしまいます。
3週間の日本の生活も今日で最後となって
しまいました、朝、みんなでおばあちゃんの畑に行きました、もちろん、「ポチ」も一緒です。
畑の隣の家の奥さんもポチの友達「コロ」にも
最後の挨拶をしました。
 
ついに最後になってしまいました。
こんなに別れが悲しいとは思いませんでした。
常滑の皆さん、とても楽しい思い出いっぱい、
本当にありがとう!

日本はとても「interesting」でした。