果林園のできるまで

商売も経営も知らない、ずぶの素人が花が好きと言うことだけで、会社を辞め
畑にハウスを建て園芸店を始めました、その記録です


はじめにこんな店ができないかと描いたスケッチです

 
 

建設予定地 (1985年3月)

予定地の畑です、前は田圃が広がり、集落から少し離れますが、車の時代だからと言い聞かせる、右の黒い農具小屋から木や草が生えているところが地所、前は県道で道に面している長さは30b、奥行き8b、広さ80坪
農具小屋を改装して、左手に温室を建てと
計画する。

 設計図 (1985年8月)

温室会社に設計してもらった設計図です。
11bx6b,約20坪
サッシのガラス部分以外の妻面
屋根はグラス繊維です

 温室、建物完成 (1986年2月)

園芸店の建物ができました
右側の建物は農具小屋に
改造を加えたものです
温室前の土留めは枕木を
利用

開店直前 (1986年3月)

手作りの看板も温室内も整いました

開店(1986年3月15日)

開店のチラシです
このように作ってくださいと
印刷屋さんに持ち込んだら
このまま色をのせて作りましょうと
言う事になりました。
新聞折り込みで2万部ほど入れました
いよいよ
開店です
花も資材も
たっぷりと
仕入れ、
始まりました


園芸ニュース第一号
4月から毎月出すようになったチラシです
安売りのチラシではなく、今やるべき園芸作業を
知らせるために出しました
項目を庭木、野菜、花、観葉植物の今月の作業としました
B4の大きさで緑1色で刷り、新聞折り込みで毎月1日に
各家庭に届きました。

1986年8月

店回りも窓辺も花盛り
温室内は
流行のハーブ
ガーデン

1990年4月

開店5年目外も中も
充実してきました

花の博覧会バスツアー(1990年5月)

バスをチャータして大阪・花の博覧会へ
行きました、お客さんの中から希望者を
募ったのですがすぐに定員に達しました
行き帰りのバスの中で園芸相談などを
しました。

園芸講座(1991年6月)

市の公民館活動の一環として園芸講座の
講師をやりました、受講者は37人
毎週1回、計6回、人前で話すのは苦手で
軽くビールをあおってから教壇に立ちました。
看板の柱にしっかりとアイビーが茂り
店構えにも歴史が出てきました、看板の下には
売れ残りのクレマチスが絡み付き、いちだんと
趣を増しました、御覧の通り駐車場にまで
商品(草花苗)があふれだし、手狭になって
きたことは確かです。

これで「果林園のできるまで」は終わりです、次には新たに「桜園のできるまで」を作成します